2025年6月10日に生まれたピューマの子どもの名前を決定しました!
初めての出産を経験したピューマのメス“ニーナ”は実に約9時間かけて5頭の子どもを産みました。一度の出産で5頭の誕生は国内でのピューマの繁殖で初、最多の記録となりました。
残念ながら5頭のうち2頭は6月13日に亡くなってしまいましたが、5頭で生まれたことを名前に残したいという強い思いと、今回母親になった“ニーナ”の両親、静岡市立日本平動物園の“ベガ(母親)”と“アルタイル(父親)”が星を由来とした名前であること、また、これから先もピューマたちが末永く命を繋いで輝いてくれるよう願いをかけて、子どもたちにも星を由来とした名前をつけることにしました。
5つ子で生まれたことから、5つの星から成り立ち、北の空で輝く星座「カシオペヤ座」を構成している星の名前を子どもたちの個性に合わせて選びました。
☆NO.22オス: ルフバ (アラビア語で「膝」の意味)6/13に残念ながら亡くなりました ☆NO.23オス: セギン (語源や意味など詳細不明)6/13に残念ながら亡くなりました
カシオペヤ座は、古代から方角や天体観測の基準として利用されてきた北極星を探すために必要な大切な星座です。
“タフ”と“ニーナ”の子どもたちがこれからのピューマ個体群の大切な道しるべとなってくれることを願い、星の名前を付けた子どもたちがこれからも健やかに成長し、命を輝かせることができるようにサポートしていきたいと思います。
今後は、メス“ニーナ”と共に8月上旬以降に練習を開始し展示場デビューをする予定です。
6/12公開 ピューマからの大切なお知らせ