お知らせ

2025.06.12
重要なお知らせ

【ピューマからの大切なお知らせ】

【ピューマを応援して下さる皆様へ】(2025年6月13日追記)

ピューマのメス“ニーナ”が6月10日に出産した5頭の赤ちゃんについてです。
6月13日の朝、赤ちゃんの急激な体力の低下が見られたため5頭のうち3頭を動物病院に移動し、処置を行いました。
大変残念ですが、そのうちの2頭(オス)は死亡してしまいました。
もう1頭(メス)は人工哺育を開始し、ミルクをよく飲んでいます。この個体については、しばらくの間人工哺育を続けます。
母親と一緒にいる2頭(オス)は状態が安定しているため現在は母親の“ニーナ”に任せていますが、泌乳量が不足してきている可能性もあるため、今後は赤ちゃんの様子を見ながら補助的に人工哺育等も行う予定です。

【ピューマからの大切なお知らせ】(2025年6月12日更新)

盛岡市動物公園ZOOMOでは、2020年5月19日に静岡市立日本平動物園からピューマのメス“ニーナ”が来園し、オス“タフ”と2頭の飼育を開始しました。
その後、2頭の成長を待って、2023年8月23日よりペアリングのため同居を開始しました。
2025年3月14日に2頭の間で初めての交尾を確認し、その後2025年6月10日 “ニーナ”が無事に5頭の赤ちゃんを出産しました。
当園では1989年(平成元年)よりビクトリアエリアにてピューマを飼育して世代交代をしながら展示を継続しており、過去に別の2組のペアで3度の繁殖実績があります。今回の繁殖成功は19年ぶりとなります。
“タフ”と“ニーナ”のペアでの繁殖は初めてで、3月14日からの初めての発情期間、初めての交尾で妊娠に至ったことになります。
今後は赤ちゃんの成長を見守りながら、生後1か月半から2か月後にはメス“ニーナ”と共に展示場へのデビューをする予定です。
“ニーナ”は慣れないながらも優しく上手に世話をしています。
皆様からの応援やご支援のおかげで、国内園館にとって貴重な血統のピューマペアであるオス“タフ”が父親に、そしてメス“ニーナ”が母親になることができました。本当にありがとうございます!ピューマ一家の健やかな暮らしをこれからもサポートしていきます。