ニホンイノシシ

里山の雑木林や農耕地などに生息しています。以前は東北地方北部には分布していませんでしたが、近年では分布域が拡大し、盛岡近郊でも頻繁に見られるようになりました。雑食性で、草や果実、木の実の他にも、鼻を使って地面を掘りおこし、ミミズや昆虫などなんでも食べます。体格はオスの方が大きく、一生伸び続ける立派な犬歯を持ちます。メスは春から秋にかけて出産し、生まれた子どもは「うり坊」と呼ばれます。子の体には縞模様があり、この模様は藪の中で外敵からのカモフラージュになります。