お知らせ

2023.09.29
重要なお知らせ

動物医療費のご支援についてのご報告とお礼(令和5年8月)

8月もたくさんのご支援をいただきありがとうございました。今年の猛暑は盛岡も例外でなく、動物たちにとっても厳しい夏になりました。8月は、通称カンガルー病(細菌感染による顔の腫れなど)を患っているアカカンガルーのオス“秋田君”の抗生剤の注射治療や、入院中のニホンザル“№163”の背中の傷の処置を継続して行いました。また、エミュー№1は高齢で、最近は動作もゆっくりになってきましたが、座っている時間が長いためか右脚の関節に痛みが出てしまい、鎮痛剤の注射と塗り薬の治療を行いました。痛風などがないか確かめるために血液検査もしましたが、年齢の割に内臓には問題はありませんでした。その後は脚をかばう様子はなくなり元気にしています。まだまだ長生きしてもらいたいです。

また、8月にヒツジの“キラリ”“アオ”とニホンカモシカの“くらら”が亡くなりました。ニホンカモシカの“くらら”は幼獣の頃に保護され、人工哺乳で育ちました。子どもの頃からお腹が弱い傾向にあり、苦労することもありましたが、まだ若く、亡くなる数日前まで元気にしていたため残念です。現在3頭とも病理組織検査をおこなっており、死因につながるような所見が得られれば対策に繋げたいと思います。

動物たちの診療については引き続きご報告いたします。また、今後も医療レベルの向上を目指していきますので、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

↓令和5年8月の動物医療費のご支援額や使途についてご報告します。

動物医療費のご支援についてのご報告とお礼(R5.6)