お知らせ

2023.04.07
おしらせ

動物医療費のご支援についてのご報告とお礼(令和5年2月)

たくさんのご支援をいただきありがとうございました。令和5年2月の診療について大変遅くなりましたがご報告いたします。

2月も診療が途切れることなく続きました。アカカンガルー“№47”の脱毛が広がってしまい、検査をしても細菌やカビ、ダニなどの異常はないため、麻酔をかけて全身の検査をすることにしました。血液検査や、皮膚を一部採取して病理組織検査をしましたが、明らかな異常はありません。元気もあるため対症治療を行いながら経過を診ることにしました。その後は少しずつですが発毛が見られます。(残念ながら4月2日に死亡し、原因を調べるところです)

また、ウシの“うーたん”に咳が見られたことから血液検査と細菌検査を行いました。肺炎や気管支炎が疑われたため注射と飲み薬で治療する事になりました。“うーたんは”高齢のため心配しましが、咳は出ても食欲が落ちることはなく、その後は少しずつ回復しています。2月には新しくウシの“しぃ”が仲間入りしましたが、“うーたん”と一緒に過ごせるのはもう少し先になりそうです。

以前大ケガをして断脚手術を行い、その後入院リハビリ中のニホンザル“№163”も順調に回復し、初め起き上がることが出来なかったのが今ではうそのようです。毎日2回のリハビリはお互い大変ですが、Amazonほしい物リストで購入していたいた起立補助具やジャングルジムを使って、効率よく機能回復が進んでいます。起立補助具を階段代わりにしてジャングルジムに登っていたのが、今では補助具なしでスイスイ登り、頂上でうまくバランスを取ることができます。この先のリハビリやその後の生活のためにも退院を検討していますが、今はよりよく暮らせる環境について話合いを進めています。

これからも皆様のご支援や応援のお気持ちを動物たちの医療に反映させたいと思います。引き続き、応援・ご支援をよろしくお願いいたします。

動物医療費のご支援についてのご報告とお礼(R5.2)