生態
グラントシマウマはサバンナシマウマの5亜種の中で一番小さく、シマウマでは日本の動物園で最も多く飼育されている種です。普通オスと複数のメス、その子たちで家族単位の群れをつくり草原やサバンナ地帯でくらしています。若いオスは自分の群れを作れるまで単独で行動するか、若いオスだけの群れを作って、くらします。性成熟は2~3才ですがオスが群れを作れるようになるのは5才くらいからです。寿命は野生で20年、飼育下では30年程です。草を食べてくらしていますが、乾季になり食べ物が少なくなると、家族単位の群れが集まり1万頭もの大集団になり食べ物を求めて移動し、食べ物がある場所にたどりつくと元の小さな群れに戻ります。
IUCNレッドリスト低懸念種に指定されています。