10月23日(木)に札幌市円山動物園からエゾユキウサギを搬入しました。現在飼育しているトウホクノウサギとの比較展示を行うために慎重に準備を進めてきました。また、当園では、エゾユキウサギの飼育ははじめてとなることから、円山動物園からの引き継ぎを受け、安心してすごせるよう公開の準備も進めているところです。また、検疫期間中にユキウサギの体調や感染症の発症がないかなどを確認していたこともあり、お披露目のタイミングについての発表を控えていました。
検疫が無事終了し、公開に向け準備を進めているなかで、エゾユキウサギのオス1頭が、掃除の最中に驚き大きく飛びはね、着地の際に骨折する事故がありました。レントゲン検査で左前肢の骨折を確認したため、急遽、岩手大学動物病院の医療チームにご協力いただきプレートで固定する手術を行いました。手術は無事に終わり、その後は食欲も元気も問題なく過ごしています。
当該個体はしばらく運動制限が必要なため隔離して安静にしています。今後、骨や術部の経過を確認しながら治療を継続し、治癒するように努めて参ります。
展示開始の際には改めてHP及びSNSにて発信します。
