【ピューマの子ども“キャフ”（メス）についてのご報告】
いつも盛岡市動物公園ZOOMO、そしてピューマの親子を応援していただきありがとうございます。
８月11日に寝室内での事故により左大腿骨骨折をし、現在動物病院に入院中のピューマの子ども“キャフ”（メス）について、皆様にご報告があります。
8月13日に左大腿骨骨折の整復手術を行い、運動制限をしつつ経過観察を続けて順調に回復傾向でしたが、左後肢の動きが回復するにつれ右前肢の歩様の違和感が目立つようになりました。
8月21日のレントゲン撮影により右上腕骨骨折が判明し、改めて左大腿骨骨折時（8月11日）に当園で撮影した全てのレントゲン写真を再確認したところ、右上腕骨が写り込んでいるものがあったことからその時点で右上腕骨を骨折していたことが分かりました。
それを受けて精査した結果、右上腕の骨折部には既に仮骨が形成されており（骨が修復してきていることを意味します）、骨折部の捻じれやズレ等も少ないため、現時点では手術や固定はせずに安静にして回復を待つことにしました。
8月11日に明らかな歩様異常が認められた左後肢だけを注視し、右上腕骨の骨折を見落としてしまった事は痛恨の極みではありますが、今後も“キャフ”が少しでも早く退院して家族と合流できるようにサポートして参ります。
また、今後は今回のようなケースが再発しないよう、より一層様々な可能性を熟慮しながら飼育管理や診療を行って参ります。
今後も変わらず応援をよろしくお願いいたします。
盛岡市動物公園 ZOOMO