8月11日(月・祝)朝、ピューマのメス“キャフ”に左後肢跛行を確認しました。
動物病院にてレントゲン検査を行ったところ、左大腿骨の骨折が確認されました。
骨折した足が悪化しないように応急処置を行い入院しています。
全身状態を確かめつつ今後の治療方針を検討し、数日中に手術を行う予定です。
8/13追記)
8月13日にメス“キャフ”の手術を行いました。各所が混雑するお盆期間にも関わらず、整形外科の先生である古田先生が横浜から駆け付けて執刀して下さいました。術後は順調に覚醒し肉を食べるのも確認しました。しばらくは“キャフ”の全てを慎重に注視し続けます。
監視カメラを確認したところ、8月10日(日)夕方の収容時に歩様異常はありませんでした。
夜間に寝室内で母親“ニーナ”に派手に転がされた後、横臥しながら他の子を構っていた母親が寝返りをうった時に短時間ですが母親の下敷きになってしまっており、そこから歩様異常が始まっている事が分かりました。
治療やリハビリの状況、治癒までの期間によっては“キャフ”を母親とオス2頭の群れに再合流させることが難しくなるかもしれませんが、まずは骨折の治癒と“キャフ”の命と成長を守ることを第一に対応して行きたいと思います。
上記のことから、 “キャフ”は治療に専念するため、しばらくの間の展示をお休みします。
親子の公開は、母親“ニーナ”とオスの“ツィー”と“シェダル”になります。
引き続き寝室内への出入りは自由とし、モニターでのライブ映像公開は継続します。
たくさんのご心配と応援を頂いておりますことに深く感謝申し上げます。