お知らせ

2025.07.10
おしらせ

林業×ZOOMO 里山再生モデルを共に創る

盛岡市動物公園ZOOMOは、岩手県の林業関係者と共に、 “どうぶつが暮らす森の公園”であるZOOMOの森林を活用し管理を進めながらニホンイヌワシをシンボルとした生物多様性保全を推進する里山再生モデルを作ることを目指しています。

2024年にはZOOMOを会場に林業イベントを開催しニホンイヌワシと里山の再生を広く市民に伝える普及啓発活動も行いました。

※主催もりおか自然共生の森林づくり実行委員会(事務局:盛岡市林政課 019-626-7541)※

今年も継続して「どうぶつが暮らす森の公園~zooっと一緒に森づくり~森と人と里山と」を行います。

また、里山再生の取り組みの一つとして園内中央PICNICFIELD近くの林内で、盛岡広域森林組合(盛岡市渋民 代表理事組合長 鷹木 嘉孝)様による間伐作業が行われます。

7月14日(月)には間伐作業前の刈り払い作業や樹木選定等を行う予定です。

このような森林内での作業は普段目にする機会はほとんどありませんが、園内に森林を擁するZOOMO内で行うことにより、来園者の皆様にも見てもらえるよう観覧場所を決め安全を確保したうえで、「共に創る」を広く知ってもらうことも目的としています。

作業に従事するのは いわて林業アカデミー を終了し就業した20代の技術者です。

今回整備する場所は、適切な間伐をすることで林床を明るくし、昆虫や鳥類などがより利用しやすい環境にしながら来園者の皆様にも自然観察の場として安全に楽しむエリアとして整備をしていく予定です。

2025年の「どうぶつが暮らす森の公園~zooっと一緒に森づくり~森と人と里山と」は9月と11月に開催する予定です。(詳細が決まり次第発表します)

この取り組みは、岩手県盛岡広域振興局林務部・岩手県森林組合連合会・盛岡広域森林組合・岩手県林業団体青年部連絡協議会・盛岡市林政課・盛岡市公園みどり課・株式会社もりおかパークマネジメントの協働により進めているものです。またニホンイヌワシの保全に対し、由井正敏氏(社団法人東北地域環境計画研究会会長)と前田 琢氏( 岩手県環境保健研究センター,地球科学部主任研究員)の助言を頂いています。