お知らせ

2025.05.01
重要なお知らせ

動物のウンチを園内で循環

ZOOMOの、飼育動物から回収されるウンチやご飯の残り等を有機肥料に変換する新型堆肥化プラント「ちとせバイオマス変換プラント」が設置され、5/1より稼働を開始しました。

特徴的な樽型デザインのプラントは、リアルタイムでタンク内の原料の状態を測定し、バイオマスの変換状態を可視化するモニタも備えています。

ライオン舎近くにプラントの一部が設置されているため、来園者の皆様にも堆肥化する様子をわかりやすく見ていただくことができます。

堆肥化されたウンチは、園内の牧草地(非公開)に撒くことで牧草の成長の助けとなります。飼育スタッフにより牧草は適宜刈り取られ、おやつとして草食動物に与えられることで循環します。

新型堆肥化プラント「ちとせバイオマス変換プラント」は、「生き物たちの力と共に千年先までもっと豊かに」をビジョンに持ち、循環型の社会に近づけるため研究・事業開発を行っているちとせグループの中核法人である株式会社ちとせ研究所様(神奈川県川崎市 代表取締役CEO 藤田 朋宏 Ph.D.)と、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などの分野でさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えている日本精工株式会社様(東京都品川区大崎 取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊)により開発設置され、2025年4月に盛岡市との業務委託により園内への設置稼働が開始となりました。

ご来園の際にはぜひモニターをチェックしてウンチから堆肥になる過程を楽しんで頂ければと思います!