令和6年10月も、たくさんのご支援ありがとうございました。
10月の動物たちの診療についてお知らせいたします。
アカカンガルーのオス“ピースケ”の顔が腫れたり、ロバのオス“ドン”がカラスにつつかれたりといったちょっとしたトラブルはありましたが園内の動物たちは比較的落ち着いて過ごしていました。
ヤギのメス“おと”はアブの季節が終わり、アレルギー予防の服を脱ぐ季節がやってきましたが、また別の皮膚トラブルを発症してしまった様子で、注射治療をしています。
入院中の動物たちに関しても大きく変わらず過ごしています。
交通事故で保護されたニホンカモシカは抗生剤などを変えながらキズの治療を続けています。秋だからなのか食欲は今まで以上に旺盛です。枝葉も好んで食べますが、そろそろ葉を落としてしまうので今後どうするか悩みどころです。
アルビノのニホンリスは薬をやめても症状の悪化は見られないので、このまま広い部屋への移動を検討中です。秋になりクルミや栗をケージのすみっこに隠すしぐさがみられます。
ニホンイヌワシのオス“翁”も全身状態は安定していそうですが、両足が化膿してしまい、毎日の処置を行っています。
今後も医療レベルの向上を目指していきますので、ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。