5月28日に岩手県内で初めて養豚場で豚熱が発生したことを受けて、当園で飼育しているニホンイノシシの感染症予防対策にも細心の注意を払っているところです。現在、岩手県内では死亡する豚の増加などの異常は確認されておりませんがが、引き続き警戒を続けています。岩手県では野生のイノシシでも豚熱の感染が確認されているため、野山などに入られた際に靴底に泥が付き、豚熱ウイルスが園内に運ばれる可能性もありすます。そのため、ご来園者の皆様には入退園時に消毒マットの通過のご協力をお願いしています。

当園で飼育しているニホンイノシシに関しましては、豚熱予防ワクチンの接種も行っていますが、今後も県内の豚熱の発生状況に注意しながら感染症予防対策を継続して参ります。

6月8日(土)に開催された、令和6年度昆虫採集クラブ第1回例会活動記録を更新しました。

当日は晴天に恵まれ、この時期にしか見られないウスバシロチョウのほか、様々な種類の昆虫を採集することができました。

下記リンクからぜひご覧ください。

「ガイダンス・昆虫の体の仕組しくみと標本の作り方」

 

2024年3月に連携協定を結びんだ川上塗装工業様との初の協働イベントを開催します。

ZOOMO SDGsDAYでは自然環境についてまなび、自ら行動する力をつけるきっかけづくりとして様々なワークショップを行います。また夏休みの自由研究に役立つ様々なワークショップを行います!

「ホワイトルーフプロジェクトwithZOOMO」

遮断熱塗料「ガイナ」で塗装するプロジェクトの一環で、ZOOMOリニューアル後に新しくできたフラミンゴが見える長い階段に塗装をします。
地球温暖化防止や環境保全の大切さを楽しく学びながら、塗装体験をしていただきます。
ZOOMOが自然も人も動物もより安心して過ごせる場所になるよう、塗装をしましょう!
プロジェクトでみなさまのご協力を必要としています。ぜひご参加ください!

※雨天決行(別プログラムで開催します)

開催日時:2024年7月20日(土)・21日(日) ①10:00~12:00 ②14:00~16:00

20日(土) 午前の部(10:00~12:00) 午後の部(14:00~16:00)

対象:高校生以上(大人限定)

定員:各10名様

21日(日) 午前の部(10:00~12:00) 午後の部(14:00~16:00)

対象:小学3年生以上

定員:各回5組(1組5名様まで)

参加申し込みはこちら!  6/26(水)10時より受付スタート!

動物のワークショップ※ZOOMOで陸の生き物の豊かさを守ろう※

里山エリアを回って身近な動物の図鑑をつくろう

「仲良くなろう」に参加しよう

ニホンイヌワシを調べてペーパークラフトを作ろう

ウナギの研究パネルから学ぼう※東京大学大気海洋研が協力してくれています!※

地球沸騰化防止アクション※環境学習交流センターのワークショップに参加しよう※

地球温暖化防ごうノートを手に入れて完成させよう

ecoウォーターワークショップ

水のワークショップに参加しよう

EPSON MFP image

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2024年6月6日に株式会社槇総合計画事務所の名誉顧問である槇文彦氏が逝去されました。

 

株式会社槇総合計画事務所様とは2022年5月14日に、盛岡市動物公園内の動物病整備に関する協定を盛岡市と弊社の3者にて連携締結させていただき、園内の動物病院の建設に多大なるご尽力を賜っております。

 

槇文彦氏のご逝去を悼み、生前のご功績に、深い感謝の意を申し上げるとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

 

盛岡市動物公園ZOOMO

株式会社もりおかパークマネジメント

 

キリンのメス“ユン”が給餌体験中に落ち着かない様子が見られたため、昨年から休止していました「キリンと仲良くなろう」ですが、“ユン”が落ち着いたこと、また、オス“カナト”もZOOMOでの生活と2頭での放飼に慣れてきましたので、人との良好な関係性を深めるためのトレーニングの一環として再開いたします。

給餌方法は従来の1人1本ではなく、1組で大きい枝葉1本の給餌に変更し、5組限定で行います。(キリンの状態によっては途中で終了する場合があります)先着順ではありますが、みなさまにも枝葉の給餌体験を通じてトレーニングに協力して頂きます。ぜひ、体験しに来てください。

詳しくはこちら

〜お客様と護るZOOMOの生物多様性〜

 

園内では数年前からオオハンゴンソウが繁茂し猛威を振るっています。

オオハンゴンソウは北米原産のキク科の多年草です。草丈は50センチから3メートルになり、7月から10月ごろにかけては、鮮やかな黄色い花をつけとても目立ちます。

日本へは明治中期に観賞用として持ち込まれたといわれていますが、現在は野生化し、盛岡市内でも道端で見かけられ岩山周辺でも広がっています。

オオハンゴンソウは地下茎からほかの植物の成長を妨げる化学物質などを出すなど、とても繁殖力が強く、日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れのある植物として外来生物法により「特定外来生物」に指定され、栽培、運搬、販売、野外への放出などが禁止されています。

オオハンゴンソウの駆除は根から引き抜き、天日にさらして枯らし、その後燃えるゴミとして処理します。根が少しでも残っていると再生し、また種は数年間発芽しないままでも生き残り、条件が合うと発芽します。そのため、駆除と根絶には非常に時間がかかり、5~10年と息の長い取り組みが必要です。

ZOOMOの園内では、ビクトリアエリアレストハウス横のNATURELOOP内や、キリン展示場奥のスタッフ専用エリアなどで繁茂している他、動物公園駐車場の法面にもオオハンゴンソウが広がってしまっています。

6/1(土)に実施した「オオハンゴンソウを駆除し隊」では、里山エリアの植樹帯と、ビクトリアエリアレストハウス横で駆除作業を行いました。駆除したオオハンゴンソウは枯れるのを待って適切に処理します。(オオハンゴンソウは生きたままの運搬や野外への放出が禁止されています)

 今後も盛岡市動物公園ZOOMOでは専門家の協力のもとオオハンゴンソウの駆除を行い園内の多様な植物を守る取り組みを続けていきます。

オオハンゴンソウを駆除し隊は参加型イベントとして実施します。開催時はHPや公式SNSにて募集します!

環境パートナーシップいわて 渋谷晃太朗センター長による解説

6月13日は“マオ”の22歳の誕生日です。
誕生日を記念して6月8日(土)、9日(日)、15日(土)、16日(日)の11時から、アフリカゾウ運動場前にて誕生会を行います。
飼育スタッフが”マオ”の近況についてのガイドを行います。
参加料500円で給餌体験も出来ます。“マオ”へフルーツ(※)のプレゼントをお持ちいただいた方は無料です!
マオがおなか一杯になったら終了します。

また、当日はマオの誕生日の記念バッジを販売します。
売上の一部はアフリカゾウの保護団体「認定特定非営利活動法人アフリカゾウの涙」、「認定NPO法人トラ・ゾウ保護基金」に寄付させていただきます。

※“マオ”が好きなフルーツなどはこちら
オレンジ(柑橘類)、リンゴ、バナナ、サツマイモ

6月15日(土)10:00より、PassMarcketにて今年度のZOOMOプログラム(飼育実習、獣医実習、博物館学芸員実習)の申込受付を開始致します。

動物公園での飼育員や獣医師の仕事、教育普及活動などの体験を通じ、動物園の社会的役割や、人と動物と自然の関係を正しく理解し、環境保全や野生生物保全に貢献できる人材を育成することを目的として、飼育実習、獣医実習、博物館学芸員実習の受け入れを行います。

実習を希望される方は、実施要領をよく読みお申し込みください。
「ZOOMOプログラムの詳細はこちら」

実習内容:
「ZOOMOプログラム(飼育実習)の詳細はこちら」
「ZOOMOプログラム(獣医実習)の詳細はこちら」
「ZOOMOプログラム(博物館学芸員実習)の詳細はこちら」

申込方法:
下記専用ページ(PassMarcket)よりお申し込みください。(申込受付は先着順となりますので、予めご了承ください。)
「ZOOMOプログラム(飼育実習)申込はこちら」
「ZOOMOプログラム(獣医実習)申込はこちら」
「ZOOMOプログラム(博物館学芸員実習)申込はこちら」

「仲良くなろう」の一部変更のおしらせ

仲良くなろう「ニホンツキノワグマ」、「ハクビシン」、「ニホンアナグマ」、「ポニー」は、多くの方に仲良くなってもらうために実施時間を変更いたします。
これまで:11:00~11:30・14:30~15:00
変更後 :13:15~13:45

仲良くなろう「テン・ハクビシン」は、テンが近くまで来ないことが多いので「ハクビシン」のみとさせていただきます。
仲良くなろう「ウシ・ラマ・アルパカ」は、体調管理のため中止とさせていただきます。
共に変更は6月からとなります。
よろしくお願いいたします。

いつも盛岡市動物公園ZOOMOと動物たちを応援していただきありがとうございます。

おかげさまで令和5(2023)年4月20日のリニューアル開園から本日までの約1年間、多くの方々に当園に足を運んでいただきました。本当にありがとうございます。平成元年(1989年)の開園以来初めての冬季通年開園は大きなチャレンジではありましたが、岩手盛岡の豊かな自然の中でのんびり暮らしている動物たちや四季折々の園内の景色をより楽しんでいただけたと思っています。

さて、当園で飼育している2頭のピューマ、オス“タフ”とメス“ニーナ”は現在繁殖に向けてのペアリングのため放飼場内同居中です。将来的な繁殖に備え、リニューアル工事では歴代のピューマ担当者念願の放飼場の増築が実現しました。これにより、繁殖制限中や子育て期間中に不足していた放飼場の問題が解決され、より健康的に、より安全にピューマを飼育することができるようになりました。しかし、今回の大規模リニューアル工事は限られた予算の中での工事だったため、増築放飼場の環境整備までは実現できませんでした。増築放飼場の地面は土がむき出しのため水はけが悪く、昨今のゲリラ豪雨で崩れやすい状態です。また擬木などの遊具などもないため、広さや高さがあるものの既存の放飼場に比べるとどうしても殺風景で簡素な印象になってしまいます。担当者として、増築放飼場を緑化するために牧草の種を蒔いたり、遊具変わりとなる丸太を立て掛けたりしていますが、理想の放飼場にはまだまだ追いついていません。

そこで、これまで当園の企画営業広報担当者と一緒に進めてきたピューマ関連の寄付つき物販「ニーナのおててクリームパン(完売)」や「超限定 ピューマのタフとニーナ 2024寄付つきカレンダー(完売)」、寄付つき体験イベント「大人の飼育体験・ピューマ(完売)」によるご支援と、ピューマファンの方々からの温かいご寄付を合わせて活用させていただき、本格的に増築放飼場の緑化計画を進めることとしました。

今回の計画では増築放飼場内の土の流出防止や水はけを良くするための土留めや緑化マットの施工、植栽の追加を予定しています。また、ピューマの生息地でもあるカナダをイメージした植栽を放飼場外にも追加し、より魅力的な展示となるよう計画しています。

これまでにいただいた温かいご寄付に加え、新たに寄付つきの限定オリジナルピューマグッズを販売することで、増築放飼場の環境をより良いものにしたいと企画営業広報担当者と飼育担当者でピューマのオリジナルグッズを開発しました。開発した私たちも手に入れたくなるようなグッズばかりです!貴重な血統のピューマペア、“タフ”と“ニーナ”の繁殖応援と飼育環境の快適性向上のため、お気に入りのグッズで温かいご支援をいただけましたら幸いです。

購入はこちらからお願いします。販売開始は5/27の0:00です。

ZOOMO Online SHOP

これからも盛岡市動物公園ZOOMOと動物たちの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

盛岡市動物公園 ZOOMO

ピューマ担当 山本祐子