令和6年6月も、たくさんのご支援ありがとうございました。
ご報告が大変遅くなりましたが、6月の動物たちの診療についてお知らせいたします。
4月に保護されたニホンリスたちは2頭とも当園での終生飼育が決定いたしました。
ただ、まだ特にアルビノの個体は治療が必要で入院生活が続きます。
交通事故で保護されたニホンカモシカの化膿してしまった肢も一進一退の状態が続いており、毎日の洗浄が欠かせません。
自力での排尿が難しく治療中だった高齢のヤギもメス“あんず”は自分で体を起こすのが難しくなってしまい、入院となりました。お風呂マットやクッションを使って環境を整えるほか、こまめに立たせてあげたり向きを変えてあげたりしながら対応しています。
アフリカゾウのメス”マオ”の炎症を起こしてしまった耳の治療やアカカンガルーのオス”秋田君”の膿瘍に対する治療もまだ毎日続いています。1回1回の治療費はそこまでではないですが、それが何頭も、毎日、積み重なるので気づけば多くの費用がかかっています。皆さまのご支援があるからこそ治療を続けてあげることができます。
今後も医療レベルの向上を目指していきますので、ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。