以前より計画準備を進めてきた、アフリカゾウのメス“マオ”の人工授精に取り組むこととなりましたので、お知らせいたします。
2018年12月よりゾウの人工授精の第一人者であるドイツのDr. Hildebrandt に相談し、日本初のアフリカゾウの人工授精の取り組みに向けた準備を進めてきましたが、昨年2022年までは新型コロナウイルス感染症の影響のため入国が難しい状況が続き事業を進める事が出来ませんでした。昨年末より海外からの入国が可能となったことを受け、2023年3月に当該事業の経費を負担する盛岡市の事業として実施するための協定を、盛岡市と動物公園を運営する当社(株)もりおかパークマネジメントが締結しました。
また、6月にDr. Hildebrandtと事業を行う為の契約締結を行っており、9月下旬から10月上旬に人工授精の実施を目指しています。実施に当たっては、他のアフリカゾウ飼育園のご協力を頂くと共に、人工授精技術の共有も図りたいと考えています。