お知らせ

2022.08.29
おしらせ

動物医療費のご支援についてのご報告とお礼(令和4年7月)

たくさんのご支援をいただき、ありがとうございました。令和4年7月の動物医療費のご支援額や使途についてまとめましたので、ご報告します。

7月は、診療については比較的穏やかでしたので、ヤギの“ゆい”(メス)の近況をご報告したいと思います。“ゆい”は老齢のため、関節が硬くなり四肢をうまく動かすことが出来ません。自力で立ち上がることができないため、病院で毎日のケアをしています。病院暮らしも長くなりましたが、暑い時期も乗り越えてくれて、元気に過ごしています。今は毎日何度か立たせて、ごはんや排泄の補助をしている他、1日2回の神経の薬と貧血の薬を欠かさず飲んでいます。ここ最近の体調は安定しており表情も穏やかです。また、定期的に採血をして慢性的な貧血が悪くならないかも確認しています。食の好みははっきりしていて、さらに時に気まぐれだったりして、ごはんを食べてもらうのに手こずることもしばしばですが、これからも“ゆい”のペースに合わせて、老後の穏やかな日々を大切にしていきたいと思います。

また、6月に疝痛(腹痛)でしばらく治療を続けていたアフリカゾウの“マオ”(メス)ですが、7月も体調は安定し元気いっぱいです。治療が長引いたせいもあり少し注射が苦手になってしまいましたが、その後は時間をかけて少しずつ信頼関係を修復中です。今は以前のように採血もできるようになっています。

治療中だった保護された子リス(ニホンリスのオス)も衰弱した状態から回復し、現在はZOOMOの他のニホンリスたちと共に生活しています。

これからも皆さんからの応援やご支援が動物たちに届くよう、診療を続けていきたいと思います。

動物医療費のご支援についてのご報告とお礼(R4.7)