お知らせ

2020.10.23
おしらせ

ホンドタヌキの精密検査と動物医療費寄付金の使用について

左前肢挙上が見られ入院中のホンドタヌキの“タヌヨシ”について、岩手大学動物病院に精密検査を依頼し、CTとMRI、脊髄造影検査を行いました。動物公園の獣医と飼育担当者も岩手大学に同行し、診療を行いました。
検査結果から心配していた神経の病気ではないことがわかりました。

検査を無事に終え動物公園に戻ってきた“タヌヨシ”ですが、その晩にはごはんも食べ、調子は問題なさそうです。今後、どこまで治療し、どのようにケアをしていくか、“タヌヨシ”の体調や状況に合わせて、一番良い方法を考えていく予定です。

ホンドタヌキの“タヌヨシ”に行ったCTやMRIなどの検査は、人や伴侶動物(犬や猫)においては日常的に行われるのもですが、動物園動物や野生動物がその検査を受けるとなると、さまざまなハードルがあります。その一つに診療費の問題があります。

今回の“タヌヨシ”の検査には、皆様がご支援くださった動物医療費を使わせていただく予定です。高度医療には高額な診療費がかかりますが、それ以上に検査でわかることが多く、動物園の動物たちにもこのような質の高い診療を日常的に行う事が必要です。たくさんのご支援をいただき本当にありがとうございました。
検査費用が確定しましたら改めてHPにてご報告させていただきます。

※盛岡市動物公園ZOOMOでは、飼育動物のQOLが損なわれることを防ぎ、飼育動物により質の高い獣医療と手厚いケアを行うための、積極的治療と予防的処置を継続的に行っていくために、動物医療費のご支援をお願いしています。盛岡市動物公園ZOOMOの理念と取り組みにご賛同いただき、ご支援をいただけたら幸いです。

動物医療費のご支援に関する詳細は下記をご覧ください。

「動物医療費寄付について」